東京大学松尾研発スタートアップ®が実現する、
“本物の”次世代AI人材育成研修サービス








北海道税理士会九州北部税理士会
パンハウスの生成AI・DX研修は、社員ひとりひとりが新時代のスキルを習得し、長期的に企業価値を向上させることを目的とした、東大・松尾研発スタートアップ®によるトップレベルのAI研修サービスです。
松尾研出身メンバーの深い知見を取り入れて設計。最新の生成AI技術を「ただ知っている」で終わらせず、確かな理論と現場ですぐ使える実践ノウハウをバランスよく学び、貴社のビジネス課題解決に直結する内容を提供します。
動画教材のリスキリング研修が多い中、当社はオンライン・リアルタイムのインタラクティブ形式。その場で質問しながら理解を深め、AIの業務活用を実務に応用できるまでサポートします。
多数の企業支援で得た実例をベースに、受講者が直面する課題に即した解決策を提供。参加者が即戦力として活躍できる、実践的かつ効果的なスキル習得を目指します。
人材開発支援助成金の活用により受講料は最大78%OFF。経験豊富な社労士の紹介など、申請までしっかりサポートします。
生成AI・DX研修とAIエージェント研修の2つのプログラムを、各40万円でご用意しています。基礎的な生成AI活用から、AIエージェントによる業務実装まで、目的に応じて選択いただけます。
ChatGPTをはじめとする生成AIの基本理解から、プロンプト設計、資料作成、情報整理、Excel活用などの日常業務への応用までを学ぶ研修です。生成AIを「試す」段階で終わらせず、現場の業務効率化やアウトプット品質の向上につなげる実践力を身につけます。
Claude Codeやcodexを活用し、AIに業務ルールや社内ナレッジを理解させながら、定型業務の自動化や業務改善プロジェクトの実践まで行う研修です。生成AIを単なる対話ツールとして使うだけでなく、AIエージェントを自部署の業務に組み込み、組織に定着させることを目指します。
AIエージェント研修の詳細はこちら受講人数や学習スタイルに合わせて選べる、導入しやすい2つのプランです。チーム全体で短時間に基礎を揃えるか、一人ひとりが動画で体系的に学ぶか、目的に応じて選択いただけます。
チーム・部署単位で一度に受講できる、1回完結の研修です。生成AIの基礎理解から、業務での活用デモ、ハンズオン、質疑応答までを短時間で実施し、まず全員にAIを触らせたい企業や、部署単位で基礎を揃えたい企業に適しています。料金は¥550,000(税込)/回、20名以上での受講を想定しています。
全国どこからでも、一人ひとりのペースで受講できる動画研修です。約10〜12時間の教材を通じて、生成AIの基礎からExcel操作、Googleツール活用、ノーコードAI開発などの発展内容まで、目的に合わせて学習できます。料金は¥330,000(税込)/人、助成金適用で実質¥82,500〜/人から受講可能です。
※事前のご用意は必須ではありませんが、ご用意いただくと実際にさわりながら進められ、学習効果が高まります。
受講者アンケートで高い満足度を獲得。現場で「使える」実感につながっています。
大手企業からスタートアップまで、業種を問わず幅広く導入いただいています。
累計4,000人以上が受講し、それぞれの現場でAI活用を実践しています。
| パンハウス | A社動画教材型 | B社集合研修型 | |
|---|---|---|---|
| 講師の専門性 | 東大松尾研出身の知見 | 汎用講師・録画のみ | 一般的なIT講師 |
| 研修形式 | リアルタイム・双方向 | 録画視聴のみ | 一方向の座学中心 |
| 実務への落とし込み | 自社業務を題材に実践 | 一般例のみ | 汎用ワーク中心 |
| 研修後のフォロー | 定着まで伴走支援 | なし | 質問窓口のみ |
| 助成金対応 | 申請サポートあり | 自社で申請 | 非対応が多い |
| 実質費用の目安 | ¥88,000/人〜(助成金適用時) | 数万〜数十万円/人 | 数十万円/人 |
※比較は一般的なサービス傾向にもとづくイメージです。各社の実際のサービス内容・価格を示すものではありません。
まずはお問い合わせください。御社のニーズに基づいた最適な研修プランを、専任の担当者が迅速にご提案します。
研修内容やスケジュールの合意後、詳細なご説明を行い、納得いただける形で契約を締結します。
必要書類の準備や手続きのアドバイスなど、助成金申請をスムーズに進めるためのサポートを提供します。
御社に合わせた研修で、最新の生成AI技術を学べます。研修期間は約2ヶ月です。
研修後も学んだスキルの実践を支援。必要に応じて追加サポートを行い、長期的な成果を支えます。
最大50名まで参加可能!
チーム全体で一度に基礎を身につけられる
※51名以上のお申し込みの場合、金額をご相談させていただきます。
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何度でも見返せるから理解が深まる
研修サービスのお問い合わせはこちらよりお願い致します。
内容を確認のうえ、担当者より折り返しご連絡いたします。

1996年の設立以来、SES事業を主軸にITインフラのプロフェッショナルとして多くの企業のシステムを支えてきた株式会社プロトシステム様。弊社が提供する「生成AI研修」を導入いただきました。
「AIに仕事が奪われる」という危機感を原動力に、社内のAI活用を推進し、自社の強みであるインフラ技術とAIを掛け合わせた新たな事業展開を目指す、その挑戦の軌跡をご紹介します。
株式会社プロトシステム
ソリューション事業部 マネージャー
川村 純平 様
株式会社パンハウス
代表取締役CEO 岡本 弘野
Chief Education Officer 大塚 雅也

大塚:
まず、今回のAI研修はどのような背景から始まったのでしょうか?
川村様:
開発の現場でAIの活用が現実のものとなる中で、特に若手エンジニアの仕事が将来的にAIに代替されるのではないかという強い危機感が社内にありました。代表をはじめ経営層も「やるなら早い方がいい」と考えており、AIへの取り組みを模索していたのが正直なところです。
個人的にAWS上でAIを動かしてみるなど、手探りで進めていたのですが、なかなか体系的な学びにはつながりませんでした。そんな折、ちょうど課題を感じていたタイミングでパンハウスさんから研修のご案内をいただき、「これだ」と思い、お話を伺うことにしました。

岡本:
他社の研修とも比較検討はされたのでしょうか?
川村様:
いえ、当時はまだ「研修をしよう」とまでは具体的に考えていなかったので、他社さんと比較はしていませんでした。
御社のホームページを拝見し、研修にかける価値があると感じたのですが、最終的な決め手は、パンハウスさんが松尾研究室のバックグラウンドを持つという点でした。技術力は“本物”だろうという絶大な信頼感があり、迷わず導入を決めました。

大塚:
研修内容について、率直なご感想をお聞かせください。
川村様:
一言で言うと、「受けて本当によかった」です。非常に刺激的で、私個人のAIの使い方がガラッと変わりました。これまで何となく使っていた生成AIですが、「使い方をきちんと知らなければ、AIと本格的に向き合えない」ということを痛感しましたね。特に前半のプロンプトエンジニアリングの講義は衝撃でした。「何でも教えてくれる魔法の箱」ではなく、「いかに的確な条件を与えて、正しく情報を引き出すかが重要」なのだと理解が深まりました。
岡本:
後半はDifyを使ったRAG(Retrieval-Augmented Generation)構築など、より実践的な内容でしたが、いかがでしたか?
川村様:
はい。少し情報量が多くて大変な部分もありましたが、Difyの可能性を強く感じましたし、何より「楽しかった」です。特に、RAGの精度を上げるための考え方は、教わらなければ自己流で終わってしまっていた部分なので、非常に勉強になりました。最後のハッカソン形式で他の参加者が作ったものを見られたのも、良い刺激になりましたね。

大塚:
研修後、社内ではどのような変化がありましたか?
川村様:
まだビジネスに直結する大きな成果はこれからですが、社内のAIに対する熱量が明らかに高まりました。実は、今回の研修には30名ほどの希望者の中から5名を選抜して参加してもらった経緯があります。
そこで、研修で学んだ内容を基に、参加できなかったメンバー向けに社内勉強会を何度も開催しました。さらに、AIに関する情報交換を行うチャットルームを立ち上げたり、AWS上に誰でもDifyを試せる“遊び場”のような環境を構築したりと、学びを広げる動きが活発化しています。
現在は、研修で得た知識を活かして、まずは社内向けのチャットボット開発に取り組んでいます。ここで「AIでサービスを作る」という実績を作り、ゆくゆくは顧客に提供できるパッケージとして営業展開していくのが目標です。

岡本:
生成AIの活用に関して、今後の目標を教えてください。
川村様:
私たちの強みは、開発領域だけでなく、長年培ってきたインフラ技術にあります。特に、Azureを得意としており、そことAIの親和性を生かしてビジネスを展開していきたいと考えています。例えば、要件をインプットすればAIが設計書を書き、さらにはTerraformなどのコードを自動生成してデプロイまで行う、といった世界が必ず来ると感じています。そうした変化の先頭に立てるよう、まずはAI関連の仕事で実績を作り、「インフラとAIならプロトシステム」と認知される存在を目指したいです。

岡本:
最後に、パンハウスのAI研修はどのような企業におすすめできますか?
川村様:
これからAIを使って業務効率化を図りたいと考えている企業、特に中小企業の皆さんにフィットするのではないでしょうか。ITに詳しくない方でも、生成AIの正しい使い方を学ぶことで、業務が大きく変わる可能性があると思います。この研修は、そのための確かな第一歩になるはずです。
「AIに仕事が奪われるかもしれない」という危機感は、多くの企業が抱える共通の課題です。今回のプロトシステム様との取り組みでは、その危機感を「AIを使いこなし、新たな価値を創造する」という前向きなエネルギーへと転換する一助となれたことを、大変嬉しく思います。
わずか数名の研修参加者から始まった学びの輪が、勉強会や実践プロジェクトを通じて全社的な「AI熱」へと波及していくプロセスは、まさに理想的な組織変革の姿です。
今後も、現場に根ざした実践的な研修を通じて、多くの企業の挑戦と成長を支援してまいります。

株式会社ジェイアール東日本企画(jeki)様に、弊社が提供する「生成AI研修」をご導入いただきました。
有志50名を対象に全8回(前半オンライン/後半対面)の実践型プログラムを実施し、AIが“遠い存在”から“業務に活かせる身近な存在”へと変化した事例をご紹介します。
株式会社ジェイアール東日本企画 新卒採用・社内研修担当 東出様
株式会社パンハウス 代表取締役CEO 岡本
取締役CBO 土戸

土戸:まず、今回のAI研修はどのように始まったのでしょうか?
東出様:
2023年7月から8月にかけて、社内公募で集まった有志約50名を対象に研修を実施しました。部署も年次もバラバラで、新入社員からベテランまで幅広い構成です。営業とスタッフが半々ほどで、クリエイティブやプロモーションなどの専門部署からも参加がありました。さらにプランナーも全体の1〜2割ほどいて、多様なバックグラウンドが集まっていました。
岡本:部門や役職を横断しての実施は珍しいですね。
東出様:
そうなんです。通常は「新入社員向け」「管理職向け」といった切り口で実施する研修が多いのですが、今回は“自発的に手を挙げた人”だけが参加しました。そのため、意欲が非常に高く、学びを吸収しようという雰囲気が研修全体にありました。熱量が高かったことで、社内の空気が少し変わったように思います。

土戸:数ある研修会社の中から、なぜパンハウスを選んでいただけたのでしょうか?
東出様:
当時、社内ではAIは推奨も禁止もされていない“遠い存在”でした。ChatGPTの業務利用は原則NGでしたが、Microsoft Copilotは一部利用可能といった状況です。つまり、「AI研修が必要だ」という強いニーズが社内で声として上がっていたわけではありませんでした。それでも導入を決めたのは、パンハウスへの安心感と柔軟さが大きな理由です。
一つ目は、パンハウスが松尾研発のスタートアップだということです。AI分野の最先端に触れられるという安心感がありましたし、社内を説得する上でも大きな材料になりました。
二つ目は、柔軟な対応です。50名という大規模な人数や、前半オンライン・後半対面という形式、そして内容設計まで、細かい要望に応じてくださいました。特に「インプット部分だけは全社でアーカイブ視聴させたい」というリクエストにも快諾いただきました。これは、研修を単発の取り組みではなく、全社的に波及させる上で大きな意味を持ちました。
「最先端を学べる安心感」と「現場に即した柔軟な設計」が両立している点が、他社の研修会社とは大きく違っていました。

岡本:50名規模の研修となると、進行に苦労もあったのではないでしょうか?
東出様:
確かに大人数でしたが、工夫をしました。前半4回はオンラインでAIの基本構造やプロンプトエンジニアリングを学び、後半4回は対面でGPTsやDifyを活用する実践編でした。進行方法として、講師と受講者が同じスプレッドシートに同時に入力しながら進める方式を取りました。これにより、全員の進捗が可視化され、理解の速い人が自然と周囲をフォローする「教え合い文化」が生まれました。
土戸:実際に、受講者同士で助け合う雰囲気ができていたのですね。
東出様:
はい。単に知識を詰め込む座学ではなく、各自が自分の業務課題に落とし込んで取り組める形式だったことが大きかったです。有志の集まりではありましたが、汎用的な内容ではなく、部門や役割に寄り添った講義をしていただいたので、参加者全員が“自分ごと”として捉えることができました。
また、新しいツールについてもプロの視点から「こう業務に活かせる」という具体的な提案をいただけたこともありがたかったです。自分で調べればわかったかもしれませんが、研修の場で体系的に学べたことで、理解と定着が一気に進みました。
さらに、講師の大塚さんの説明はとてもわかりやすく、特にハンズオンが充実していたことで「実際に手を動かしながら理解が進んだ」と好評でした。単なる知識のインプットではなく、実際に試しながら学べたことが、研修体験として大変よかったと思います。

土戸:実際に研修を受けた後、どのような変化がありましたか?
東出様:
まず大きかったのは、生成AIの構造や特性を理解できたことです。仕組みを知ったことで、安心して業務に取り入れられるようになりました。
特に若手社員は大学時代からAIに慣れている人も多く、研修をきっかけに業務活用へのハードルが一気に下がったと感じています。営業社員からは「議事録や資料作成の効率化」、企画部門からは「提案書やアイデア出しに役立った」という声が多く上がりました。汎用的な定型業務にAIを自然に組み込めるようになったのは大きな変化です。
岡本:東出様ご自身の業務にも、変化はございましたか?
東出様:
はい。私自身は採用の場で「AIをどう使っているか」を見る視点が養われました。単にツールを使えるかどうかではなく、自己理解を踏まえて適切に活用できているかを見極められるようになりました。その結果として、その人の思考力や優秀さを判断する新たな基準を得られたのは大きな学びでした。

岡本:研修後はどのように広がっていきましたか?
東出様:
受講していない社員からも「もっとAIを使える環境を整えてほしい」という声が出てきました。これをきっかけに、全社的なDX推進や後続の研修につながっていきました。
2024年度にはMicrosoft CopilotやPower Automateを活用した全社必修のDX研修を開始しました。対象は局長から新入社員まで全員です。最初のハンズオンでは「PC操作そのものに不慣れな層が一定数いる」という課題も見えましたが、回を重ねるごとに改善し、全体として前向きに取り組める体制が整ってきています。

岡本:最後に、パンハウスのAI研修はどのような企業におすすめできますか?
東出様:
実務にすぐ落とし込める文化がある企業に特におすすめです。スピード感を持って全社的に取り組める会社であれば、業務効率化だけでなく、新たな価値創出にもつながると実感しました。大切なのは、せっかくの学びをいかに社内に広げられるかという点だと思います。
今回のjeki様との取り組みでは、「最先端の知見」×「現場に即した柔軟な設計」×「可視化と教え合いの仕組み」によって、AI活用を“点”から“面”へ広げる一歩を後押しすることができました。
生成AIは正しく理解し、適切に取り入れることで、時間創出と品質向上を両立できます。今後も現場に根ざした実践的な研修を通じて、多くの企業の挑戦と成長を支援してまいります。

株式会社ウィルズ
常務取締役
コーポレートコミュニケーション本部長
山本 章代様
コーポレートコミュニケーション本部
CCソリューション部 1グループ リーダー
本間 恵様
コーポレートコミュニケーション本部
CCソリューション部 2グループ Vice President
長尾 直治様
株式会社パンハウス
取締役CBO
土戸悠生
土戸:事業内容やサービスについて教えてください。
長尾様:弊社は「上場企業と投資家を繋ぎ、効率的な資本市場の形成と企業価値最大化を支援すること」をミッションに、IRやサステナビリティ開示支援を展開しています。
私たちが所属するサステナビリティソリューション部門は、統合報告書のストーリー作成を主業務としており、企画段階からお客様と伴走し、デザイナーやライターと連携しながら提案・制作を行っています。
土戸:導入前はどんな課題がありましたか?
長尾様:特にコミュニケーション領域の制作業務は、労働集約的な作業が多く、DXによる業務効率化が課題でした。約100ページの冊子を企画から執筆、デザイン、翻訳、チェックまで全て手作業で行っていました。納期が動かせないIR関連ツールでは特に負荷が高く、残業や過重労働も課題でした。
土戸:数あるAI研修の中で、なぜパンハウスを選ばれたのでしょうか?
山本様:松尾研のスタートアップであることが関心をもつきっかけでしたが、強みは何かと聞いたところ、実績やエンジニアの数ではなく「世界最先端のAI関連の論文を読みまくっていること」という回答に、他のAIベンチャーとの相違を感じました。異次元の進歩を遂げるAIの世界で最先端の知見を取り入れられることは大きな魅力でした。
長尾様:最終的な決め手は通り一遍のAI研修ではなく、当社が抱える業務上の課題を共有した上で、私たちの現場業務に直結する内容を一緒に設計してもらえた点が大きな違いでした。「ただ知識を学ぶ」ではなく、「明日から使える」研修になると感じ、迷わずお願いしました。
土戸:実際の研修はどのような内容でしたか?
長尾様:新聞やSNSなどからAIの情報は得ていましたが、その仕組みや正しい使い方、注意点までを体系的に学ぶ機会はありませんでした。今回の研修では、生成AIの基本原理からプロンプトエンジニアリングまで段階的に学べたことで、AIで出来ることの限界を知ることができ、「どこまでAIに任せられて、どこから自分で判断すべきか」といった見極めができるようになりました。
特に印象的だったのは、AIがあたかも正しそうに“嘘”をつく「ハルシネーション」の性質を知れたことです。これにより、どのような出力を疑い、どう検証すべきかがわかるようになりました。以前であれば、精度の高い誤情報をそのまま顧客に提出していたかもしれませんが、今はリスクを最小化しつつ、より正確で信頼できるアウトプットを提供できる体制が整いました。
また、秘匿性の高い社内情報を担保したまま安全にAIを活用できる方法を学べたことで、安心して業務に組み込めるようになりました。さらに、プロンプト(インプット)の質によってAIの回答が大きく変わるという性質を理解できたことで、出力精度を高めるための試行錯誤が自然とできるようになったのも大きな収穫です。
こうした知見を得られたことで、AIを“なんとなく使うツール”ではなく、正しく使えば非常に心強いパートナーとして業務に活かせる、という意識に変わりました。
土戸:研修の進め方やサポート体制はいかがでしたか?
本間様:質問に対してリアルタイムで回答いただけた点は非常にありがたかったです。その場で自分たちの課題にピンポイントで応えていただけたことで、理解のスピードが上がり、学んだ内容をすぐ現場に応用することができました。
他社のeラーニングも検討しましたが、一方通行の動画視聴型とは違い、対話型の研修ではその場で疑問を解消できるため、学習効率が格段に高かったと感じています。実際に活用する場面を想定しながら理解を深めていけたので、より実践的な力が身についたと実感しています。
土戸:研修後、業務にどのような変化がありましたか?
本間様:
議事録やレポート作成に伴う文書作成を大幅に効率化できました。これによりコスト削減が実現しただけでなく、内容への理解が深まった分、文書の品質も向上しています。生成AIを活用することで、担当者ごとの情報量のばらつきを抑え、一定の品質で安定したアウトプットが出せるようになったと感じています。
土戸:時間的な面での効果も感じられますか?
本間様:文書の評価や修正にかかっていた時間が大幅に減り、体感としては作業時間が半分以下になりました。最終的な成果物を調整する負担が減ったことで、他業務にリソースを割けるようになったのも大きな変化です。
土戸:原稿作成以外の活用例はありますか?
長尾様:はい。文書作成にとどまらず、企画段階のアイデア出しやページタイトルの作成、英文翻訳など多岐にわたる業務で生成AIを活用しています。
研修を受けたメンバーだけでなく、受けていない社員も自然にAIを使うようになり、チーム全体で「AIを業務の選択肢に入れる」という文化が根づいてきました。「これ、AIのほうが早いのでは?」といった会話が日常的に出るようになり、AIを使うことが特別ではなく、ごく自然な業務判断のひとつになっています。
土戸:研修の学びが、その後のプロジェクトや業務推進にどう活かされましたか?
山本様:実際の研修では海外の最先端のAI情報を共有し、AIにできること、できないこと、得意分野と不得意分野を明確に示していただけたことが、その後の業務改善策を検討するうえで大変役立ちました。
またAIプロジェクトの対象選定のポイントを教えていただけたのもよかったです。「イチかバチかになっていないか」「応用性・展開性・連動性の有無」「途中到達点でも何等かの便益があるか」は、まさにその後の業務改善アプリの開発を検討する際の判断基準となりました。実際にPhase1は、和文PDFからテキストを抽出する作業だけでも、当社にとっては制作フローの1工程の削減につながり、完成前に便益を実感できていました。「何を達成したいのか」を聞き出していただき、一緒に考えて、最終形の解像度を上げていただいたことも、開発リスクに対する不安の解消につながりました。
土戸:今後の目標をお聞かせください。
長尾様:既存業務の効率化はもちろん、生成AIを起点とした新しいビジネスや付加価値の創出にも挑戦したいと考えています。
本間様:生成AIを使いこなす力は、人をマネジメントする能力にも近いと感じています。AIも人も活かしながら、チーム全体の力を高めていきたいですね。
土戸:どのような企業に生成AI研修をおすすめしたいですか?
長尾様:人手で行っている作業が多い企業には特におすすめです。AIで代替できる業務は、想像以上に多いと思います。
本間様:すべての企業にとって有用だと思いますが、自社の専門領域に沿った使い方を学ぶことが重要です。パンハウスの研修は、その第一歩として非常に有効だと思います。
今回のウィルズ様との取り組みでは、研修を通じて、社員一人ひとりの「AI活用スキル」の向上だけでなく、「AIを活用する文化」を組織全体に根付かせるお手伝いができたことを大変嬉しく思います。
生成AIは、正しく理解し、業務に適切に取り入れることで、チームの力を最大限に引き出せる強力なツールです。
今後も、今回のように現場に即した実践的な研修を通じて、多くの企業の変革と成長を支援してまいります。

左から
株式会社EXIDEA
梶野尊弘 様
株式会社パンハウス 代表取締役
岡本弘野

岡本:
事業内容と研修にご参加いただいたメンバーについて教えてください。
梶野様:
弊社はデジタルマーケティングを生業としている会社で、大きくは「メディア」「クリエイティブ」「テクノロジー」という3つの柱があります。今回は、その各事業部から1〜2名ずつ、部署横断的にメンバーを選抜して研修に参加しました。
岡本:
なるほど。特定の部門や業務に特化するというより、全社的なAIのボトムアップを狙ったということでしょうか?
梶野様:
まさにその通りです。まずは各部署でAIを推進できるメンバーを集め“起点”となる人材を配置し、社内全体に浸透させていこうという狙いがありました。

岡本:
サービス導入前に、生成AI活用においてどのような課題を抱えていましたか。
梶野様:
「生成AIって何ができるのかはなんとなく知っているけど、自分の業務にどう使えるのかわからない」という段階の社員が多かったことです。たとえば私がいたテクノロジー部門では、すでにツールにAIを組み込むなどの取り組みをしていたので、私やデザイナーは比較的慣れていました。一方で、メディア部門やクリエイティブ部門は、「触ったことはあるけど実務に活かしきれていない」「そもそも使っていない」といった状態で。
特にメディア部門では「既存記事のリライトに使えそうだけど、どうプロンプトを設計すればいいのか分からない」。クリエイティブ部門では「法務チェックや顧客管理に使いたいけど、踏み出せない」といった声がありました。

岡本:
パンハウスの「生成AI研修」を選んだ理由を教えてください。
梶野様:
一番は“ハンズオン形式”だったことですね。他社の研修はe-learningや座学が中心で、知識のインプットはあっても、実務に繋がるイメージが湧きませんでした。でもパンハウスさんは、座学で基礎を固めた上で、「実際に手を動かす」時間をしっかり取ってくれることが導入の決め手になりました。また、座学だけでは定着しないことを現場の感覚で理解していたので、多様なレベル感のメンバーがいる前提で研修の設計をしてくださったのも非常に魅力的でした。

岡本:
研修の内容についてはいかがでしたか?
梶野様:
メンバーによって印象は違うと思いますが、全体的には「プロンプトの具体的な作り方」が非常に刺さっていましたね。たとえば「こういう指示を出せば、こう返ってくるのか」といった小さな気づきの積み重ねで、活用のハードルが下がった実感があります。簡単な例題的なハンズオンを通して、徐々に分かっていった、という感じでしたね。
研修を受けた人はおそらくみんな、そこから先ずっと生成AIを触っている印象です。「よく分からないものは触りたくない」という無意識のバイアスが外れたのが、大きな要因だっと思います。

岡本:
業務で実際に変化があった例があれば、ぜひ教えてください。
梶野様:
さまざまな効果がありますが、たとえば契約書の初期チェックについては、以前は1〜2時間かかっていた作業が、GPTsの活用により15分程度に短縮されました。最終的なチェックは法務が担当しますが、全体としては業務量を約80〜85%削減できていると思います。
また、SFAの業務自動化も進んでいます。以前は担当者に都度質問していたところを、現在ではChatGPTをエージェントのように活用することで、疑問点を自律的かつ精緻に解決できるようになりました。これにより、業務の属人性も軽減されています。
研修を受けてから「これも改善できるんじゃないか?」という気づきがあり、デザイナーと一緒にファクトチェックや薬機法チェックの機能をプロダクトに組み込んだり、今後CS(カスタマーサポート)側のチャットボットに組み込んでいるDifyも、他の部署で活用したいね、という会話が生まれています。

岡本:
生成AI研修の導入を検討されている企業様に、メッセージをお願いします。
梶野様:
幅広いレベル感のメンバーがいる組織にとって、パンハウスさんの研修は非常に実践的です。基礎からしっかりやってくれるし、ハンズオンで業務に落とし込む支援までしてくれます。特に“対話しながら伴走してほしい”企業には、本当におすすめです。
生成AIの基礎理解と実務活用、その両面を支援した8週間の研修。EXIDEA様の現場力と探究心が、弊社にも多くの学びを与えてくださいました。これからも実務に根差したAI活用を共に推進してまいります。貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。

ナレッジリーンはパンハウスの研修で業務時間を86%削減し、社員の7割がAIを日常利用するまでに変革。成功の秘訣を伺いました。
左から
株式会社パンハウス
・代表取締役CEO 岡本 弘野
株式会社ナレッジリーン
・管理部 部長 横澤奈美枝様
・管理部 事務担当 増岡奈津美様
──事業内容や提供サービスについて教えてください。
横澤 奈美枝さん(管理部 部長)
当社、株式会社ナレッジリーンはコンサルティング会社で、大きく3つの部門を軸に事業を展開しています。1つは創業時から行っている地方自治体向けの環境施策のコンサルティング、2つ目はそこから派生した民間企業向けのESGコンサルティング、3つ目は品質・食品安全を中心とした、人材育成なども含むマネジメントコンサルティングです。
──「生成AI研修」を検討することになったきっかけは何でしたか。
横澤
当社は以前からサイボウズのkintoneを導入するなど、ITツールによる業務効率化には積極的で、クラウド基盤の導入や在宅勤務環境の整備にもコロナ禍以前から取り組んでいました。ただ、AIに関しては正直なところ取り組みが遅れているとは感じていて、ちょうど営業部門からパンハウスさんの「生成AI研修」に関する案内メールが管理部門のほうに入ってきて、「これは一度調べてみよう」と思ったのがきっかけです。
──営業の方からパンハウスさんの研修を紹介された時の印象はいかがでしたか。
横澤
最初は実際にどのように活用すればいいかイメージが湧いておらず、『研修はまだうちには必要ないかも』と思ったのが正直な感想です。でもちょうどその頃、ChatGPTが話題になり始めていたこともあり、役員に相談してみたところ、思った以上に積極的な反応がありました。特に年配の役員や営業の者が「業務効率化に繋がる可能性があるなら」と前向きだったことが後押しになりました。また、パンハウスさんの研修はリスキリングへの国の支援制度が利用できる点もあり、タイミング的にも「今取り組むべきだ」と一歩踏み出す決断ができました。
──他のAI研修も検討されたとのことですが、パンハウスの「生成AI研修」を選んだ決め手は何でしたか。
横澤
初回のミーティングの印象が大きかったですね。数社検討しましたが、パンハウスさんはトライアル研修の前のミーティングから私たちのニーズをしっかり捉え、柔軟に対応してくれそうだと感じました。他社はパッケージ型の研修が多かったのですが、私たちは業務に直結する実践的な内容を求めていたので、パンハウスさんの柔軟性はとても魅力的でした。
実際に当社の提案書フォーマットを見てもらい、「このアウトプットを目指すにはどんな研修内容がいいか」と相談しました。パンハウスさんはそれをしっかりキャッチアップしてくれて、実務に即した内容に落とし込んでくれたんです。特に、提案書作成の効率化といった、私たちにとって課題感の強いテーマにしっかり向き合ってもらえたのは、他社にはない大きな魅力でした。

──研修にはどのような職種や役職の方が参加されましたか。
横澤
最初はコンサルティングチームのメンバーを中心に10人ほどの予定だったのですが、研修内容に興味を持つ参加希望者が予想以上に多く、最終的には管理部門や営業部門も含め代表からチーム長、バックオフィス、新人まで、全体の7割近い社員が参加する形になりました。
──受講後の社員の方々の反応はいかがでしたか。
横澤
理解度にはばらつきがありましたが、少なくとも会社として「これからの時代には必要なスキルだよね」という生成AIに対する意識が醸成されるようになったのは大きいです。また、多職種で生成AIに触れる機会を作れたことが、社内での生成AIへの理解を深める良いきっかけになったと思います。結果的には、社内に生成AIへの抵抗感がなくなり、日常的に活用する雰囲気が社内に広がったのは、大きな成果だと感じています。
──研修内容について教えてください。
横澤
研修は2ヶ月間にわたって実施され、生成AIの基礎から実践的な活用方法まで、段階的に学ぶことができました。講師の方の熱意と、私たちの業務内容を理解しようとし、寄り添って設計してくださった姿勢が印象的でした。研修中に出てきた質問にも的確に答えていただき、非常に有益な時間となりました。ヒアリングされた内容から「この業務は効率化できるのでは?」「この業務にはこの使い方がいい」と、具体的に落とし込んで提案してくれたので、受講者も自分ごととして捉えやすかったと思います。
また、2回目の研修後に中間ミーティングを挟み、受講者の反応や課題に応じてその後の研修内容をブラッシュアップしてくれたのも良かったですね。画一的なマニュアル型研修ではなく、柔軟に変化できる点が、私たちに合っていました。また、研修後のアンケート結果を次回の研修に反映していただくなど、受講者に寄り添ったきめ細やかな対応もありがたかったです。
増岡 奈津美さん(管理部 事務担当)
私はChatGPTのアカウント作成から始めるような初心者でしたが、リアルタイムでの研修で疑問点をすぐに質問でき、理解を深めることができました。専門用語も丁寧に解説いただき、基礎からしっかり学ぶことができました。一方的なeラーニングとは異なり、双方向でやり取りできる点が良かったです。
──研修後、さらにコンサルティングを依頼された理由を教えてください。
横澤
2ヶ月の研修で生成AIの可能性や活用方法の基礎を学び、実務への応用もイメージできるようになりました。ただ、実際の業務の中で定着させ、習慣的に活用していくためには、もう一段階の支援が必要だと感じました。各部門ごとにニーズも異なるため、現場に即した具体的な活用方法を模索するべく、コンサルティングを依頼しました。研修で得た知識を最大限に活かすため、引き続き支援いただけるのは非常にありがたいです。

──実際に生成AIをどのように活用されていますか。
横澤
例えばESGコンサルティング部門では、大量の英文資料の翻訳や要点整理、必要な情報の抽出にAIを活用しているようです。以前は、英文の要点の読み解きに1週間ほどかかっていましたが、生成AIを使うことにより1日で必要な情報を抽出できるようになりました。また生成AIは要約や情報収集なども含めて一歩進んだアウトプットを提供してくれるので、調査に割く時間の大幅な短縮や、分析の質の向上も期待できると考えています。
── 具体的な業務改善の効果や今後の期待について教えてください。
横澤
定量的な効果測定はまだですが、公共部門のコンサルタントからは、「自治体ごとの現状把握や課題に関する調査業務を生成AIで補うことで、これまでに比べて工数が削減され、業務が効率化された」という声が上がっています。現在、調査業務の効率化が進んでおり、今後はこの作業にかかる時間を3〜4割削減することを目指しています。その分、浮いたリソースを活用して提案内容のブラッシュアップなど、より重要な業務に注力できるようになることを期待しています。
── パンハウスの「生成AI研修」を、どのような企業におすすめしたいですか。
横澤
生成AI研修の導入を迷っている企業や、まだ生成AIの活用に着手できていない企業、特に「何から始めたらよいのかわからない」という企業におすすめしたいです。パンハウスさんは、各企業の業務に寄り添いながら、柔軟に研修や提案を行ってくれるため、AI活用をスムーズにスタートできると思います。また、熱意ある講師陣による丁寧な指導も魅力で、初歩的な質問にも一つひとつ丁寧に対応していただけるので、基礎から応用まで安心して学べる環境が整っています。生成AIを業務改善に生かしたいと考えている企業にとって、非常に有意義な研修だと感じています。
“メール1通”から始まった AI 導入。ナレッジリーンのように 「数字で説得」「現場で納得」「文化で定着」 させるプロセスは、多くの企業にとって最短ルートになり得るはずだ。
大胆な時間短縮が示したのは、生成AIが貴社の日常業務を革新する確かな力でした。次の挑戦は、この勢いを全社文化として根づかせること。パンハウスは部門別コンサルティングを通じ、導入効果の最大化を引き続き支援いたします。

左から
artience株式会社 グループ情報システム部 DX推進グループ
・寺田大地様
・髙橋純平様
──事業内容や提供サービスについて教えてください。
寺田 大地さん(DX推進グループ):artience株式会社は1896年に創業した、ファインケミカル素材の開発、提案を行う化学メーカーです。主な事業は、色材・機能材、ポリマー・塗加工、パッケージ、印刷・情報の4セグメントで展開されています。近年は、リチウムイオン電池材料やバイオサイエンス分野にも進出し、事業を多角化しています。2024年には「東洋インキSCホールディングス株式会社」から社名を「artience株式会社」に変更し、「感性に響く価値」を提供する企業へと変革を図っています。その中で私たちはグループ情報システム部のDX推進グループとして、全社的なDX推進支援や新たなデジタル基盤・ツールの導入、ソリューションの提供を行っています。
──サービス導入前に、生成AI活用においてどのような課題を抱えていましたか。
髙橋 純平さん(DX推進グループ): 社内でもChatGPTなどの生成AIへの関心が高まってきており、「使ってみたい」という声は多くありました。ただし、セキュリティへの不安もあり、生成AIの浸透に向けて、 3つのステップを考えていました。最初のステップとして、情報漏洩や学習のリスクがない独自の環境を構築し、その中でAIを利用できるようにすること。2つ目のステップとして、多くの社員が生成AIを徹底的に使いこなし、汎用的な業務の効率化・高度化を図っていくこと。最終的なステップとして、当社独自の回答やソリューションを提供できるようなAIシステム・アプリケーションを構築し、コア業務に活用したり新たな価値を創出することです。

寺田
現在はステップ1からステップ2に移行しようとしている段階で、生成AI特有のリスク対応をしっかりと行いつつ、当社業務に活用可能な新たな生成AIプラットフォームを開発中です。一方その効果を最大限に発揮するためには、広く社員に利用してもらい、その活用スキルを向上させていく必要があります。当社では生成AIネイティブ500と銘打って、生成AI核人材層を200名、積極活用人材層を300名、3年間で創出する計画を打ち出しています。これに向けてどのような研修を社員に提供すれば広く社員が生成AIを業務で活用し効果を創出できるようになるのか、という点が課題でした。
──「生成AI研修」を検討することになったきっかけは何でしたか。
髙橋
生成AI核人材層の創出に向け、どのような研修を広く社員に提供すべきか、と話していたタイミングでちょうどパンハウスさんからアプローチがありました。
──パンハウスの「生成AI研修」を選んだ理由を教えてください。
髙橋
東大の松尾研究室発という信頼性の高さが、まず大きな決め手になりました。実際に先行トライアルとしてDX推進グループと事業会社のメンバーとで研修を受けたところ、パンハウスさんのもつ知識の豊富さと技術力の高さを実感することができました。研修では、生成AIの基礎知識やプロンプトエンジニアリング、最新の技術動向、関連ツールの紹介など豊富なインプットに加えて、実際に当社独自の生成AIチャット環境(テスト環境)を使ったアウトプットの演習や課題発表会を実施いただき、非常に密度が濃いものでした。また、研修の中で多くのディスカッションの時間を取り入れていただき、そのインタラクティブ性が非常に好評でした。結果として、当社の業務における生成AI活用について解像度が上がりましたし、ご紹介頂いたツールによってより高度な活用の検証ができるようになり、新たな生成AIプラットフォームを構築していく上で非常に有意義なものとなりました。

──今期artienceグループさんで実施されている研修内容は具体的にどのようなものですか。
寺田
パンハウスさんの研修は1.5時間×8回の研修が標準ということでしたが、各事業会社の社員に広く受講してもらうには少しハードルが高いということで、2週間に1度、2.5時間×4回という形式で実施頂けるようお願いしました。2025年度はこの研修を15ターム、計120人に提供します。受講者の選定については、各事業会社の経営部門や各部門長に協力を要請し、生産・技術・管理・営業など幅広い職種の社員を選抜してもらいました。研修内容は生成AIの基礎、プロンプトエンジニアリング、RAGや周辺技術・最新ツール、他社事例の紹介といったインプットと、受講者の業務課題を解決するためのプロンプト作成演習がメインです。
──受講者からの声はいかがでしたか?
寺田
実は初期は苦戦しました。講義の時間配分がツールの紹介をはじめとしたインプットの時間に寄りすぎており、受講者から「アウトプットの時間が少ない」という意見が上がってきました。実際の業務への適用イメージがなかなか持てなかったり、生成AIチャット環境の使いこなしや、その場で考えてアウトプットすることに苦戦する様子が見て取れました。そこでパンハウスさんにも相談させていただき、次の内容を取り入れてもらうようにしました。
結果として、研修後の満足度評価において3.6/5から4.6/5まで向上し、アンケートでも「AIリテラシーが確実に向上し、実際の業務に活用できるレベルにまでなった」と好評でした。
──サポート体制などで印象に残ったエピソードはありますか。
髙橋
やはりその柔軟性ですかね。当社が求める方向性に対して意見交換をしながら、研修内容を調整してくださったことについては大変ありがたく思っています。また各回で、必ず質問へのフィードバックや、アウトプットに対するフィードバックを頂けるので受講者からも好評です。
──実際に業務上で活用できた事例はありますか?
寺田
研修の最終日に行う成果発表会では受講者自身の業務を効率化・高度化するために作成したプロンプトを発表してもらっています。内容は海外からのメールに対する返信を作成するものや稟議書・報告書の下書きを作成するもの、経理処理や特許作成を手助けするようなもの、GASやVBAの作成など様々です。当社の業務に特化した内容かつ社内で汎用的な内容のものも多く、こういった事例を広く社内に共有することで生成AI活用の効果を最大化していきたいと考えています。作成されたプロンプト自体も研修で学習した内容を活かせており、研修の効果をしっかりと感じることが出来ています。
──生成AI活用に関する今後の目標を教えてください
寺田
まずは今年、当社独自の新たな生成AIプラットフォームをリリースしますので、各部門において徹底的に業務活用されるよう各施策を打っていきたいですね。今年度は、生成AI活用で2万1000時間の削減を指標としており、最終的には3年間で16万時間程度の削減を目指しています。汎用的な業務の効率化を実現した上で、重要業務でどのように生成AIを活用していくか、検討を進めていきたいと思います。
高橋
そのためにも、現場主導での活用だけではなく、我々の方からも社内向けのプロンプトテンプレートを公開するなど活動を広げ、社員全員がなんらかの業務に生成AIが活用できるように牽引していきたいですね。その際、パンハウスさんにもサポートしていただけると嬉しいと思っています。
──どのような課題を抱える企業に、生成AI研修をおすすめしたいですか。
寺田
生成AIの背景、技術、活用方法、事例など幅広く実践的に学べますので、生成AIを網羅的に把握したいという企業さんにおすすめです。また具体的な課題感があればそれに特化した形で研修を組んでもらえますので、高度活用に悩まれている企業さんにもおすすめだと思います。
髙橋
「とりあえず研修だけやる」のではなく、「現場にどう落とすか」まで伴走してくれるのがパンハウスさんの強みです。対話しながら進めたい企業さんには、とても心強いパートナーになると思います。
生成AIネイティブ500という壮大な挑戦をともに進める中で、artience様の探究心と現場志向が、私たちパンハウスにも新たな示唆をもたらしました。今後も「現場に落とし込む」実践知を磨き合いながら、貴社が掲げる16万時間の業務革新を実現すべく歩みを重ねてまいります。貴重なご示唆と熱量を授けてくださったことに、心より深謝申し上げます。


鈴木(NTTデータ)
弊社では、「システム開発のEnd-to-End でのAI 技術の適用」を目指し、設計・コーディングを中心に生成AIの導入を積極的に行い、抜本的な生産性向上や品質向上を目的とした取り組みを進めています。
しかし、システム開発以外にも、コンサルティング、マネジメント、提案書作成、情報収集といった業務が数多く存在し、これらの分野における改善の重要性も高まっています。2023年頃からは「実務レベルでどのように生成AIを活用できるのか」を模索する声が急増しており、これを体系的に学ぶ機会が求められるようになりました。
そこで注目したのが、業務でAIを活用する際に重要だとわかっていた“プロンプトの書き方”でした。プロンプトの書き方の習得から実際の業務でのAI活用までをどうにか推進したいと考えていたところ、ちょうどパンハウスさんをご紹介いただいたんです。

ー研修の中では「プロンプトの書き方」を深掘りしましたが、受講してみた感想はいかがでしたか?
西田(NTTデータ)
思っていた以上にプロンプトの工夫で、AIの回答は大きく変わるんだとわかりました。最初は「AIが賢いなら、ざっくり問いかけてもいい答えが出るんじゃないか」と思っていたのですが、実際は「役割を与える」「前提条件や制約をはっきり伝える」「回答への修正指示を何度か行う」といった操作で、精度が全く違うことを身をもって体験しました。
例えば、議事録から抜き出したポイントを要約して、かつ専門用語には注釈を入れた形でまとめたい場合でも、単に「要約して」と投げるのとは全然違う仕上がりになります。
越野(NTTデータ)
ChatGPTなどは“話しかけるだけで答えてくれる”イメージがありますが、実際には「質問をどう設計し、どう絞り込むか」で得られる答えの品質が大きく変わります。研修では「何度も使ってみて、回答がイマイチならプロンプトを修正する」という演習を重ねたので理解が深まりました。
鈴木(NTTデータ)
今回の研修では、まさに「プロンプトが大事」と思っていた私たちの狙いが的中したんです。当初の想像よりも大きな学びや驚きがありましたね。「AIに任せっきり」ではなく、プロンプトを適切に書き換えながら使うことで、アウトプットの質を大幅に高める技術を習得できたのは大きな収穫でした。

ー研修の受講後、生成AIを活用することで皆さんの業務に変化はありましたか?
伊藤(NTTデータ)
研修を経て感じたのは、資料作成や情報収集の初動スピードが明らかに上がったことです。たとえば10ページ分の調査資料をまとめる際、これまでは1時間かかっていたところを、生成AIが要約してくれるので実質30分ほどに短縮できるようになりました。
また、要約だけでなく「思考の発散や企画の立案」にもAIが使えるのが大きいです。コンサルティングや企画のような業務では、新しいアイデアを引き出すのに時間がかかりますが、AIとの対話を通じて意外な観点が得られ、ゼロからイチの検討をスピーディーに進められるようになりました。
越野(NTTデータ)
研修受講以前は、生成AIで情報収集してもGoogle検索とあまり変わらないような回答しか得られず、「便利だけどそこまで効果はないかも」と思っていました。でもプロンプト設計と対話の仕方を学んだことで、回答をどんどん深掘りできるようになったんです。私自身の体感では、情報収集に割く時間は以前の半分くらいになりましたね。
「同じ時間で倍の情報を扱える」ようになったので、提案できるテーマの幅も確実に広がっています。
鈴木(NTTデータ)
私は取引先や企業幹部など、さまざまな業界や立場の方々とお話する機会が多く、日頃から幅広い分野の情報をインプットしないといけません。ときには50以上の記事をまとめて読むこともあるんですが、生成AIを活用するようになってからは、インプットにかかる時間が大体半分くらいに削減されました。
その他には、初めて扱うテーマや自分が苦手な分野の業務において、議論の事前準備のスピードが10倍くらいになったと思います。AIとのキャッチボールで、短時間で主要な観点を押さえられるようになりましたね。

ー研修全体の満足度と、改善のご要望などがあれば教えてください。
鈴木(NTTデータ)
まずよかった点ですが、「プロンプトの書き方」を実践ベースで学べたことですね。講師の大塚さんがリアルタイムで受講者の画面を見て、「そこはもう少し条件を細かく書いてみましょう」などのフォローをしてくれるので、短期間で応用まで身につけられました。学びが多かった分、もっと演習をゆっくりじっくりやりたいなという気持ちもあります。
また、「Dify」を習得できたのは非常に有益でした。チャットでAIを使うだけでなくAIアプリ開発まで一気通貫で学べるのは大きいですね。
伊藤(NTTデータ)
受講者に合わせてリアルタイムに講義をしてもらえるので、ただ資料を見る以上に印象に残りやすく、学びが深まりました。さらに、他の受講者のプロンプトに対して講師がフィードバックする様子を共有していただけたのも良かったですね。自分では想定しないような視点や事例も学べました。
一方で、10名のグループで受講したので、細かな質問を遠慮してしまうことがありました。質問しやすい仕組みがあると嬉しいです。また、講義の内容を振り返りながら、高いレベルの課題にチャレンジできる宿題などがあれば、より定着しやすいと思いました。
越野(NTTデータ)
研修では「どんな業務が生成AIに向いているか」だけでなく、「どういう分野やタスクはAIの苦手領域で、あまり向いていないか」も教えてもらえて助かりました。闇雲にAIを当てはめるのではなく、適材適所で活用できたのは、講師との対話形式で質問できる研修ならではのメリットだったと思います。誤った方向に突き進まずに済むのは大きいですね。
大塚(パンハウス)
NTTデータさんからのご意見は、弊社としても非常に参考になりました。いまでは、宿題形式やワークの実施方法、チャットでの質問サポートなどを見直し、必要に応じてより個々人がじっくり演習できるようなプランを組み込むなど、進行面の改善を進めています。受講後のアフターサポートについても、追加プランをご案内できるようになりましたので、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

ー最後に、今後パンハウスの研修を検討している企業へメッセージをお願いします。
鈴木(NTTデータ)
とにかく「日常業務でどう使うか」を明確に学びたい企業にはぴったりだと感じます。弊社は最初、システム開発周りが先行していましたが、今回の研修で「生成AIを使い倒すには、プロンプトとノーコードをセットで理解するのが一番近道」と実感しました。実務に直結するヒントが多いので、成果を感じやすいと思います。
また、いろんな企業の方と話していると「生成AIを活用できる人材を育成したいが、研修がどれほど効果をもたらすのかイメージしづらい」という声を耳にします。今回の研修では、実際にチャットボットや高度なワークフローを自分たちで構築してみて、その効果を体感できました。生成AI活用人材を育成したい企業にはぜひ受けてほしいですね。
研修を通じてAI活用のアイデアが大量に出たので、今後は一つひとつ形にしていきたいです。
伊藤(NTTデータ)
AIには関心があるけれど「何から始めたらいいの?」という企業は多いと思います。そういう場合、まずパンハウスさんの研修で体系的に学ぶと、仕組みや活用方法の理解が深まり、AI活用が一気に加速すると感じました。
研修を通じてわかったのは、「AIで時間を効率化できる」だけでなく「新しいアイデアを生み出せる」という予想外のメリットが大きいこと。昔なら数日かかっていた企画が、AIとやり取りすることで半日で立ち上がり、質も高くなると感じることがあります。
越野(NTTデータ)
抽象的な思考が求められるコンサルタントやゼロイチ思考が必要な方、あるいは自分の苦手分野をサポートしてほしい方には、生成AIとの相性が抜群だと思います。
西田(NTTデータ)
私自身IT知識を深めるためにAIを活用しており、若手社員など、業界知識や専門知識が不足しがちな人にとって、AI活用のメリットは大きいと思います。社員の育成に課題を感じる企業の方にも相性が良いのではないでしょうか。
また私たちは研修をきっかけに、チーム全体でAI活用を進める役割を担うことになりました。組織的なAI活用の推進についても、引き続きパンハウスさんに協力してもらえると心強いです。
岡本(パンハウス)
NTTデータさんのフィードバックを踏まえて、弊社としても研修内容をより強化しています。受講後に「もっとここを深掘りしたい」「実際の業務ツールを連携させたい」といったご要望にも応じられるように、システム開発やコンサルティング・アドバイザリーなどの形で研修後の伴走も可能です。AI活用を大きく飛躍させたい企業様は、ぜひ気軽にご相談ください。

左から
株式会社パンハウス
・研修講師 大塚 雅也
・代表取締役CEO 岡本 弘野
株式会社NTTデータ公共統括本部第二公共事業本部 デジタルウェルフェア事業部 第一統括部
・統括部長 鈴木 匠様
・伊藤 千尋様
・西田 莉乃様
・越野 壱樹様