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インタビュー2025.04.15

【AI研修導入インタビュー】日常業務で“使える”生成AI活用を学び、生産性も仕事の幅も一気に広げた―株式会社NTTデータ様

NTTデータがパンハウスの「生成AI研修」を導入し、どのような成果を得たのか。その背景やプロンプト設計の活用ノウハウなどを詳しく語っていただきました。

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ーまず、NTTデータさんがパンハウスの研修を受講する前に感じていた課題について教えてください。

鈴木(NTTデータ)

弊社では、「システム開発のEnd-to-End でのAI 技術の適用」を目指し、設計・コーディングを中心に生成AIの導入を積極的に行い、抜本的な生産性向上や品質向上を目的とした取り組みを進めています。

しかし、システム開発以外にも、コンサルティング、マネジメント、提案書作成、情報収集といった業務が数多く存在し、これらの分野における改善の重要性も高まっています。2023年頃からは「実務レベルでどのように生成AIを活用できるのか」を模索する声が急増しており、これを体系的に学ぶ機会が求められるようになりました。

そこで注目したのが、業務でAIを活用する際に重要だとわかっていた“プロンプトの書き方”でした。プロンプトの書き方の習得から実際の業務でのAI活用までをどうにか推進したいと考えていたところ、ちょうどパンハウスさんをご紹介いただいたんです。

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**プロンプト設計が鍵

――実践で初めてわかった活用ノウハウ**

ー研修の中では「プロンプトの書き方」を深掘りしましたが、受講してみた感想はいかがでしたか?

西田(NTTデータ)

思っていた以上にプロンプトの工夫で、AIの回答は大きく変わるんだとわかりました。最初は「AIが賢いなら、ざっくり問いかけてもいい答えが出るんじゃないか」と思っていたのですが、実際は「役割を与える」「前提条件や制約をはっきり伝える」「回答への修正指示を何度か行う」といった操作で、精度が全く違うことを身をもって体験しました。

例えば、議事録から抜き出したポイントを要約して、かつ専門用語には注釈を入れた形でまとめたい場合でも、単に「要約して」と投げるのとは全然違う仕上がりになります。

越野(NTTデータ)

ChatGPTなどは“話しかけるだけで答えてくれる”イメージがありますが、実際には「質問をどう設計し、どう絞り込むか」で得られる答えの品質が大きく変わります。研修では「何度も使ってみて、回答がイマイチならプロンプトを修正する」という演習を重ねたので理解が深まりました。

鈴木(NTTデータ)

今回の研修では、まさに「プロンプトが大事」と思っていた私たちの狙いが的中したんです。当初の想像よりも大きな学びや驚きがありましたね。「AIに任せっきり」ではなく、プロンプトを適切に書き換えながら使うことで、アウトプットの質を大幅に高める技術を習得できたのは大きな収穫でした。

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**具体的な業務効果

――最初のアウトプットが倍速に**

ー研修の受講後、生成AIを活用することで皆さんの業務に変化はありましたか?

伊藤(NTTデータ)

研修を経て感じたのは、資料作成や情報収集の初動スピードが明らかに上がったことです。たとえば10ページ分の調査資料をまとめる際、これまでは1時間かかっていたところを、生成AIが要約してくれるので実質30分ほどに短縮できるようになりました。

また、要約だけでなく「思考の発散や企画の立案」にもAIが使えるのが大きいです。コンサルティングや企画のような業務では、新しいアイデアを引き出すのに時間がかかりますが、AIとの対話を通じて意外な観点が得られ、ゼロからイチの検討をスピーディーに進められるようになりました。

越野(NTTデータ)

研修受講以前は、生成AIで情報収集してもGoogle検索とあまり変わらないような回答しか得られず、「便利だけどそこまで効果はないかも」と思っていました。でもプロンプト設計と対話の仕方を学んだことで、回答をどんどん深掘りできるようになったんです。私自身の体感では、情報収集に割く時間は以前の半分くらいになりましたね。

「同じ時間で倍の情報を扱える」ようになったので、提案できるテーマの幅も確実に広がっています。

鈴木(NTTデータ)

私は取引先や企業幹部など、さまざまな業界や立場の方々とお話する機会が多く、日頃から幅広い分野の情報をインプットしないといけません。ときには50以上の記事をまとめて読むこともあるんですが、生成AIを活用するようになってからは、インプットにかかる時間が大体半分くらいに削減されました。

その他には、初めて扱うテーマや自分が苦手な分野の業務において、議論の事前準備のスピードが10倍くらいになったと思います。AIとのキャッチボールで、短時間で主要な観点を押さえられるようになりましたね。

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**研修のよかった点、改善点

――パンハウスの研修はさらに進化**

ー研修全体の満足度と、改善のご要望などがあれば教えてください。

鈴木(NTTデータ)

まずよかった点ですが、「プロンプトの書き方」を実践ベースで学べたことですね。講師の大塚さんがリアルタイムで受講者の画面を見て、「そこはもう少し条件を細かく書いてみましょう」などのフォローをしてくれるので、短期間で応用まで身につけられました。学びが多かった分、もっと演習をゆっくりじっくりやりたいなという気持ちもあります。

また、「Dify」を習得できたのは非常に有益でした。チャットでAIを使うだけでなくAIアプリ開発まで一気通貫で学べるのは大きいですね。

伊藤(NTTデータ)

受講者に合わせてリアルタイムに講義をしてもらえるので、ただ資料を見る以上に印象に残りやすく、学びが深まりました。さらに、他の受講者のプロンプトに対して講師がフィードバックする様子を共有していただけたのも良かったですね。自分では想定しないような視点や事例も学べました。

一方で、10名のグループで受講したので、細かな質問を遠慮してしまうことがありました。質問しやすい仕組みがあると嬉しいです。また、講義の内容を振り返りながら、高いレベルの課題にチャレンジできる宿題などがあれば、より定着しやすいと思いました。

越野(NTTデータ)

研修では「どんな業務が生成AIに向いているか」だけでなく、「どういう分野やタスクはAIの苦手領域で、あまり向いていないか」も教えてもらえて助かりました。闇雲にAIを当てはめるのではなく、適材適所で活用できたのは、講師との対話形式で質問できる研修ならではのメリットだったと思います。誤った方向に突き進まずに済むのは大きいですね。

大塚(パンハウス)

NTTデータさんからのご意見は、弊社としても非常に参考になりました。いまでは、宿題形式やワークの実施方法、チャットでの質問サポートなどを見直し、必要に応じてより個々人がじっくり演習できるようなプランを組み込むなど、進行面の改善を進めています。受講後のアフターサポートについても、追加プランをご案内できるようになりましたので、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

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**今後に向けて

――研修を検討している企業へのメッセージ**

ー最後に、今後パンハウスの研修を検討している企業へメッセージをお願いします。

鈴木(NTTデータ)

とにかく「日常業務でどう使うか」を明確に学びたい企業にはぴったりだと感じます。弊社は最初、システム開発周りが先行していましたが、今回の研修で「生成AIを使い倒すには、プロンプトとノーコードをセットで理解するのが一番近道」と実感しました。実務に直結するヒントが多いので、成果を感じやすいと思います。

また、いろんな企業の方と話していると「生成AIを活用できる人材を育成したいが、研修がどれほど効果をもたらすのかイメージしづらい」という声を耳にします。今回の研修では、実際にチャットボットや高度なワークフローを自分たちで構築してみて、その効果を体感できました。生成AI活用人材を育成したい企業にはぜひ受けてほしいですね。

研修を通じてAI活用のアイデアが大量に出たので、今後は一つひとつ形にしていきたいです。

伊藤(NTTデータ)

AIには関心があるけれど「何から始めたらいいの?」という企業は多いと思います。そういう場合、まずパンハウスさんの研修で体系的に学ぶと、仕組みや活用方法の理解が深まり、AI活用が一気に加速すると感じました。

研修を通じてわかったのは、「AIで時間を効率化できる」だけでなく「新しいアイデアを生み出せる」という予想外のメリットが大きいこと。昔なら数日かかっていた企画が、AIとやり取りすることで半日で立ち上がり、質も高くなると感じることがあります。

越野(NTTデータ)

抽象的な思考が求められるコンサルタントやゼロイチ思考が必要な方、あるいは自分の苦手分野をサポートしてほしい方には、生成AIとの相性が抜群だと思います。

西田(NTTデータ)

私自身IT知識を深めるためにAIを活用しており、若手社員など、業界知識や専門知識が不足しがちな人にとって、AI活用のメリットは大きいと思います。社員の育成に課題を感じる企業の方にも相性が良いのではないでしょうか。

また私たちは研修をきっかけに、チーム全体でAI活用を進める役割を担うことになりました。組織的なAI活用の推進についても、引き続きパンハウスさんに協力してもらえると心強いです。

岡本(パンハウス)

NTTデータさんのフィードバックを踏まえて、弊社としても研修内容をより強化しています。受講後に「もっとここを深掘りしたい」「実際の業務ツールを連携させたい」といったご要望にも応じられるように、システム開発やコンサルティング・アドバイザリーなどの形で研修後の伴走も可能です。AI活用を大きく飛躍させたい企業様は、ぜひ気軽にご相談ください。

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左から

株式会社パンハウス

・研修講師 大塚 雅也

・代表取締役CEO 岡本 弘野

株式会社NTTデータ公共統括本部第二公共事業本部 デジタルウェルフェア事業部 第一統括部

・統括部長 鈴木 匠様

・伊藤 千尋様

・西田 莉乃様

・越野 壱樹様