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研修事例
インタビュー2025.05.13

【AI研修導入インタビュー】「1週間→1日」業務時間を86%短縮──ナレッジリーンが生成AI研修で得た成果 ―株式会社ナレッジリーン様

ナレッジリーンはパンハウスの研修で業務時間を86%削減し、社員の7割がAIを日常利用するまでに変革。成功の秘訣を伺いました。

左から

株式会社パンハウス

・代表取締役CEO 岡本 弘野

株式会社ナレッジリーン

・管理部 部長 横澤奈美枝様

・管理部 事務担当 増岡奈津美様

ーきっかけは“営業宛ての1通のメール”

──事業内容や提供サービスについて教えてください。

横澤 奈美枝さん(管理部 部長)

当社、株式会社ナレッジリーンはコンサルティング会社で、大きく3つの部門を軸に事業を展開しています。1つは創業時から行っている地方自治体向けの環境施策のコンサルティング、2つ目はそこから派生した民間企業向けのESGコンサルティング、3つ目は品質・食品安全を中心とした、人材育成なども含むマネジメントコンサルティングです。

──「生成AI研修」を検討することになったきっかけは何でしたか。

横澤

当社は以前からサイボウズのkintoneを導入するなど、ITツールによる業務効率化には積極的で、クラウド基盤の導入や在宅勤務環境の整備にもコロナ禍以前から取り組んでいました。ただ、AIに関しては正直なところ取り組みが遅れているとは感じていて、ちょうど営業部門からパンハウスさんの「生成AI研修」に関する案内メールが管理部門のほうに入ってきて、「これは一度調べてみよう」と思ったのがきっかけです。

──営業の方からパンハウスさんの研修を紹介された時の印象はいかがでしたか。

横澤

最初は実際にどのように活用すればいいかイメージが湧いておらず、『研修はまだうちには必要ないかも』と思ったのが正直な感想です。でもちょうどその頃、ChatGPTが話題になり始めていたこともあり、役員に相談してみたところ、思った以上に積極的な反応がありました。特に年配の役員や営業の者が「業務効率化に繋がる可能性があるなら」と前向きだったことが後押しになりました。また、パンハウスさんの研修はリスキリングへの国の支援制度が利用できる点もあり、タイミング的にも「今取り組むべきだ」と一歩踏み出す決断ができました。

ーパンハウスを選んだ決め手──“業務逆算”の初回ミーティング

──他のAI研修も検討されたとのことですが、パンハウスの「生成AI研修」を選んだ決め手は何でしたか。

横澤

初回のミーティングの印象が大きかったですね。数社検討しましたが、パンハウスさんはトライアル研修の前のミーティングから私たちのニーズをしっかり捉え、柔軟に対応してくれそうだと感じました。他社はパッケージ型の研修が多かったのですが、私たちは業務に直結する実践的な内容を求めていたので、パンハウスさんの柔軟性はとても魅力的でした。

実際に当社の提案書フォーマットを見てもらい、「このアウトプットを目指すにはどんな研修内容がいいか」と相談しました。パンハウスさんはそれをしっかりキャッチアップしてくれて、実務に即した内容に落とし込んでくれたんです。特に、提案書作成の効率化といった、私たちにとって課題感の強いテーマにしっかり向き合ってもらえたのは、他社にはない大きな魅力でした。

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ー全社員の7割が参加──社内カルチャーが変わった

──研修にはどのような職種や役職の方が参加されましたか。

横澤

最初はコンサルティングチームのメンバーを中心に10人ほどの予定だったのですが、研修内容に興味を持つ参加希望者が予想以上に多く、最終的には管理部門や営業部門も含め代表からチーム長、バックオフィス、新人まで、全体の7割近い社員が参加する形になりました。

──受講後の社員の方々の反応はいかがでしたか。

横澤

理解度にはばらつきがありましたが、少なくとも会社として「これからの時代には必要なスキルだよね」という生成AIに対する意識が醸成されるようになったのは大きいです。また、多職種で生成AIに触れる機会を作れたことが、社内での生成AIへの理解を深める良いきっかけになったと思います。結果的には、社内に生成AIへの抵抗感がなくなり、日常的に活用する雰囲気が社内に広がったのは、大きな成果だと感じています。

──研修内容について教えてください。

横澤

研修は2ヶ月間にわたって実施され、生成AIの基礎から実践的な活用方法まで、段階的に学ぶことができました。講師の方の熱意と、私たちの業務内容を理解しようとし、寄り添って設計してくださった姿勢が印象的でした。研修中に出てきた質問にも的確に答えていただき、非常に有益な時間となりました。ヒアリングされた内容から「この業務は効率化できるのでは?」「この業務にはこの使い方がいい」と、具体的に落とし込んで提案してくれたので、受講者も自分ごととして捉えやすかったと思います。

また、2回目の研修後に中間ミーティングを挟み、受講者の反応や課題に応じてその後の研修内容をブラッシュアップしてくれたのも良かったですね。画一的なマニュアル型研修ではなく、柔軟に変化できる点が、私たちに合っていました。また、研修後のアンケート結果を次回の研修に反映していただくなど、受講者に寄り添ったきめ細やかな対応もありがたかったです。

増岡 奈津美さん(管理部 事務担当)

私はChatGPTのアカウント作成から始めるような初心者でしたが、リアルタイムでの研修で疑問点をすぐに質問でき、理解を深めることができました。専門用語も丁寧に解説いただき、基礎からしっかり学ぶことができました。一方的なeラーニングとは異なり、双方向でやり取りできる点が良かったです。

ー熱が冷めないうちに──部門別コンサルへ移行

──研修後、さらにコンサルティングを依頼された理由を教えてください。

横澤

2ヶ月の研修で生成AIの可能性や活用方法の基礎を学び、実務への応用もイメージできるようになりました。ただ、実際の業務の中で定着させ、習慣的に活用していくためには、もう一段階の支援が必要だと感じました。各部門ごとにニーズも異なるため、現場に即した具体的な活用方法を模索するべく、コンサルティングを依頼しました。研修で得た知識を最大限に活かすため、引き続き支援いただけるのは非常にありがたいです。

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ー実務での活用事例と業務効率化の効果

──実際に生成AIをどのように活用されていますか。

横澤

例えばESGコンサルティング部門では、大量の英文資料の翻訳や要点整理、必要な情報の抽出にAIを活用しているようです。**以前は、英文の要点の読み解きに1週間ほどかかっていましたが、生成AIを使うことにより1日で必要な情報を抽出できるようになりました。**また生成AIは要約や情報収集なども含めて一歩進んだアウトプットを提供してくれるので、調査に割く時間の大幅な短縮や、分析の質の向上も期待できると考えています。

── 具体的な業務改善の効果や今後の期待について教えてください。

横澤

定量的な効果測定はまだですが、公共部門のコンサルタントからは、**「自治体ごとの現状把握や課題に関する調査業務を生成AIで補うことで、これまでに比べて工数が削減され、業務が効率化された」**という声が上がっています。現在、調査業務の効率化が進んでおり、今後はこの作業にかかる時間を3〜4割削減することを目指しています。その分、浮いたリソースを活用して提案内容のブラッシュアップなど、より重要な業務に注力できるようになることを期待しています。

ー「生成AI研修」導入を検討している企業に向けたアドバイス

── パンハウスの「生成AI研修」を、どのような企業におすすめしたいですか。

横澤

生成AI研修の導入を迷っている企業や、まだ生成AIの活用に着手できていない企業、特に「何から始めたらよいのかわからない」という企業におすすめしたいです。パンハウスさんは、各企業の業務に寄り添いながら、柔軟に研修や提案を行ってくれるため、AI活用をスムーズにスタートできると思います。また、熱意ある講師陣による丁寧な指導も魅力で、初歩的な質問にも一つひとつ丁寧に対応していただけるので、基礎から応用まで安心して学べる環境が整っています。生成AIを業務改善に生かしたいと考えている企業にとって、非常に有意義な研修だと感じています。

取材後記

“メール1通”から始まった AI 導入。ナレッジリーンのように 「数字で説得」「現場で納得」「文化で定着」 させるプロセスは、多くの企業にとって最短ルートになり得るはずだ。

“AIカルチャー定着”が未来を加速する

大胆な時間短縮が示したのは、生成AIが貴社の日常業務を革新する確かな力でした。次の挑戦は、この勢いを全社文化として根づかせること。パンハウスは部門別コンサルティングを通じ、導入効果の最大化を引き続き支援いたします。