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研修事例
インタビュー2025.11.14

【AI研修導入インタビュー】“使う人”を主語に──プロトシステムが描く現場定着とインフラ自動化のロードマップ

1996年の設立以来、SES事業を主軸にITインフラのプロフェッショナルとして多くの企業のシステムを支えてきた株式会社プロトシステム様。弊社が提供する「生成AI研修」を導入いただきました。

「AIに仕事が奪われる」という危機感を原動力に、社内のAI活用を推進し、自社の強みであるインフラ技術とAIを掛け合わせた新たな事業展開を目指す、その挑戦の軌跡をご紹介します。

株式会社プロトシステム

ソリューション事業部 マネージャー

川村 純平 様

株式会社パンハウス

代表取締役CEO 岡本 弘野

Chief Education Officer 大塚 雅也

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「仕事が奪われる」──危機感から始まったAI研修

大塚:

まず、今回のAI研修はどのような背景から始まったのでしょうか?

川村様:

開発の現場でAIの活用が現実のものとなる中で、特に若手エンジニアの仕事が将来的にAIに代替されるのではないかという強い危機感が社内にありました。代表をはじめ経営層も「やるなら早い方がいい」と考えており、AIへの取り組みを模索していたのが正直なところです。

個人的にAWS上でAIを動かしてみるなど、手探りで進めていたのですが、なかなか体系的な学びにはつながりませんでした。そんな折、ちょうど課題を感じていたタイミングでパンハウスさんから研修のご案内をいただき、「これだ」と思い、お話を伺うことにしました。

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決め手は「松尾研」という信頼感

岡本:

他社の研修とも比較検討はされたのでしょうか?

川村様:

いえ、当時はまだ「研修をしよう」とまでは具体的に考えていなかったので、他社さんと比較はしていませんでした。

御社のホームページを拝見し、研修にかける価値があると感じたのですが、最終的な決め手は、パンハウスさんが松尾研究室のバックグラウンドを持つという点でした。技術力は“本物”だろうという絶大な信頼感があり、迷わず導入を決めました。

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濃密な実践研修で「AIの使い方」が根本から変わった

大塚:

研修内容について、率直なご感想をお聞かせください。

川村様:

一言で言うと、**「受けて本当によかった」です。非常に刺激的で、私個人のAIの使い方がガラッと変わりました。これまで何となく使っていた生成AIですが、「使い方をきちんと知らなければ、AIと本格的に向き合えない」ということを痛感しましたね。****特に前半のプロンプトエンジニアリングの講義は衝撃でした。「何でも教えてくれる魔法の箱」ではなく、「いかに的確な条件を与えて、正しく情報を引き出すかが重要」**なのだと理解が深まりました。

岡本:

後半はDifyを使ったRAG(Retrieval-Augmented Generation)構築など、より実践的な内容でしたが、いかがでしたか?

川村様:

はい。少し情報量が多くて大変な部分もありましたが、Difyの可能性を強く感じましたし、何より「楽しかった」です。特に、RAGの精度を上げるための考え方は、教わらなければ自己流で終わってしまっていた部分なので、非常に勉強になりました。最後のハッカソン形式で他の参加者が作ったものを見られたのも、良い刺激になりましたね。

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研修を起点に生まれた社内の「AI熱」

大塚:

研修後、社内ではどのような変化がありましたか?

川村様:

まだビジネスに直結する大きな成果はこれからですが、**社内のAIに対する熱量が明らかに高まりました。**実は、今回の研修には30名ほどの希望者の中から5名を選抜して参加してもらった経緯があります。

そこで、研修で学んだ内容を基に、参加できなかったメンバー向けに社内勉強会を何度も開催しました。さらに、AIに関する情報交換を行うチャットルームを立ち上げたり、AWS上に誰でもDifyを試せる“遊び場”のような環境を構築したりと、学びを広げる動きが活発化しています。

現在は、研修で得た知識を活かして、まずは社内向けのチャットボット開発に取り組んでいます。ここで「AIでサービスを作る」という実績を作り、ゆくゆくは顧客に提供できるパッケージとして営業展開していくのが目標です。

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インフラの強みを活かし、AIで未来を切り拓く

岡本:

生成AIの活用に関して、今後の目標を教えてください。

川村様:

私たちの強みは、開発領域だけでなく、長年培ってきたインフラ技術にあります。特に、Azureを得意としており、そことAIの親和性を生かしてビジネスを展開していきたいと考えています。例えば、要件をインプットすればAIが設計書を書き、さらにはTerraformなどのコードを自動生成してデプロイまで行う、といった世界が必ず来ると感じています。そうした変化の先頭に立てるよう、まずはAI関連の仕事で実績を作り、「インフラとAIならプロトシステム」と認知される存在を目指したいです。

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研修を検討する企業へのメッセージ

岡本:

最後に、パンハウスのAI研修はどのような企業におすすめできますか?

川村様:

これからAIを使って業務効率化を図りたいと考えている企業、特に中小企業の皆さんにフィットするのではないでしょうか。ITに詳しくない方でも、生成AIの正しい使い方を学ぶことで、業務が大きく変わる可能性があると思います。この研修は、そのための確かな第一歩になるはずです。

パンハウスから

「AIに仕事が奪われるかもしれない」という危機感は、多くの企業が抱える共通の課題です。今回のプロトシステム様との取り組みでは、その危機感を「AIを使いこなし、新たな価値を創造する」という前向きなエネルギーへと転換する一助となれたことを、大変嬉しく思います。

わずか数名の研修参加者から始まった学びの輪が、勉強会や実践プロジェクトを通じて全社的な「AI熱」へと波及していくプロセスは、まさに理想的な組織変革の姿です。

今後も、現場に根ざした実践的な研修を通じて、多くの企業の挑戦と成長を支援してまいります。